夏ですね。紫外線が気になる季節になりました。
眼も日焼けするのをご存じですか?
紫外線は皮膚をはじめ、体にダメージを与えます。眼も例外ではありません。いろいろと眼に悪影響を与えます。
まず、日差しの強い砂浜などで紫外線に長時間さらされると、その6~24時間後に角膜に炎症を起こし、痛み、流涙、充血などの症状を起こす事があります。
また、慢性的な紫外線の影響としては、白内障、瞼裂班、翼状片(図1)、扁平上皮癌(図2)などとの関係があります。
眼の紫外線対策はお肌と共に大切です。
紫外線対策としては、帽子、日傘、サングラスなどがありますよね。ここで、サングラスの選び方の注意点です。
一見、濃い色のレンズの方が紫外線をブロックしてくれるように思いがちですが、色は関係ありません。
重要なのは『紫外線透過率』です。これはレンズがどれだけ紫外線を透過するかを表すもので数値が低いほど紫外線を多くカットして
くれます。
それも色が濃いと瞳が開きますので、瞳を通って眼の奥まで紫外線が入り易くなってしまいます。
色が薄いレンズだと瞳が小さくなるので眼を守るのに有効です。
上手に紫外線対策をして、夏を楽しんで下さいね。